3Dプリンタの造形寸法がわかってきたのでスプールホルダを5.5cm専用にしてみた

とても天気の良い海の日です。やっと風が落ち着いてきましたね。
スタンドアップパドル(SUP)をしに行こう! と思ったのですが部屋の窓を開けて外の空気に触れただけで行く気が無くなってしまいました・・・海の上で熱射病になってしまいます。

先日スプールフォルダを作ったのですが、スプール径に対し小さ目にしたため良く外れてしまいます。造形した物の寸法の再現性も判ってきたのでスプール径5.5cmピッタリのホルダーを作ってみます。


今日も3Dプリンタで遊びます。課題はPolyPlus PLAで造形する事です。このフィラメントで造形に成功したことがまだ無いんです。すぐに反ってノズルにぶつかって座標がずれてしまうからです。

先日作ったスプールフォルダはスプール径より小さく、そしてテーパーを付けているので回転しているうちに外れます。PolyPlus PLAのフィラメントスプールは幅が狭く径が大きくなっています。そのため回転中に軸がぶれる方向に力がかかり安いのです。するとすぐにホルダーが外れてしまいます。

これはもうスプール径ピッタリのホルダを作ってしまおうと、先日作ったスプールホルダの改良をする事にしました。
フィラメントスプールホルダーを作ってみた

先日のスプールホルダの断面図はこうなっています。


左側縦線を軸に回転体を作ります。
右側の斜め部分がスプール穴に刺さります。一方に傾斜しているのでそのうち外れる事になります。

そこでキッチリはまるような寸法にしてしまいます。外れにくいような形状にもしましょう。


上の図のように少し変更しました。スプール径55mmに対しホルダは最大55.2mmにしました。
それでは造形してみましょう。

何か今日は調子が悪く3回も造形途中で停まってしまいました。以前の記事(3DプリンタをUSBデバイスサーバで好きな場所に設置する)で紹介したUSBデバイスサーバを使いLAN接続して使っていますが、そのLANケーブルが断線気味のようです。

とにかく私はPolyPlus PLAで造形に成功した事がまだありません。必ず何かトラブルが起きます。今日中にこの呪いを破らなくては! 

ホルダの残骸が次々出来上がりました。
そしてなんとか造形に成功しました。


まさか丸一日使ってしまうとは・・・
この造形に2時間以上かかったのですがもっと速くしたい。寸法を出したいから遅めにしたんですけど1時間くらいした後に通信エラーで失敗を3回もやりました。

スプールにはめてみます。


ピッタリとはまります。取り外しもほど良い力でできます。寸法もこれで良さそうです。
Slic3rの"XY SIze Compensation"を"-0.1mm"にしています。

コメント

最近のコメント

Threaded Recent Comments will be here.